これまで当ブログで追いかけてきた「兵庫県における自転車保険加入の義務化」ですが、今年4月1日に条例が施行されてからの状況が遂に公開されました。
※兵庫県の自転車保険義務化についてはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?p=278
義務化から約1ヶ月でなんと約1万件の加入申請があったと公表されました。
兵庫県の人口は約550万人と言われていますが、その中に自転車乗車対象者は60%くらいでしょうか?
そう考えれば約0.2~0.3%がこの1ヶ月で自転車保険に加入したことになります。
県が2年前に調査した際には自転車保険加入者は24.3%だったと言われていたので、それがこの1ヶ月0.2%上がったというのですから条例化の力が働いていると言えるでしょう。
県の交通安全協会と損害保険会社が提供している保険プランでは年間1,000円の掛け金で5,000万円の賠償責任を補償するプランから年間3,000円で1億円までを補償するものがあるようですが、加入申請のあった約1万件のうち約6割が3,000円の掛け金プランを占めているようです。
筆者としてもせっかく自転車保険に加入するのであれば、過去の賠償判例から見ても1億円の補償はほしいところで、また一般の自転車保険と比較してみても、年間3,000円の掛け金であればオトクに入るレベルの商品と思っています。
やはりこのように行政・民間が一体となって生活の安全レベルを高めていくことはいいものですね。
とはいえ、まだ0.2%が加入しただけ。
「義務化」という強制力でもっと広く普及していくことを引き続き見届け、当ブログでも状況を追って報告していきますね♪
●自転車保険が人気な理由についてはコチラをご覧ください。
http://www.jitensyahoken-ace.com/popular/reason.php