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【埼玉県の自転車保険】埼玉県もau損保と自転車の安全利用に関する協定を締結しました!

こんにちは! えなりかずみです!

自転車利用の交通安全についてさまざまな自治体で取り組みが広がっていますが、今月5日、新たに埼玉県がau損保と連携協定を締結しました。
au損保と協定を締結する自治体は大阪府、東京都に続き、埼玉県が3例目となります。

今回の協定は、au損保が提供している自転車保険(自転車向け保険Bycle、Bycle Bestあさひオリジナル自転車保険サイクルパートナー)の値段はそのままに、保険料収益の一部(総額の1%)を県の自転車安全利用活動のために提供するというものです。

埼玉県からの発表によれば、主な連携事業は次の通りです。

  1. 自転車安全利用の推進
    • au損保及び県は、イベント、アプリ、ウェブサイト、チラシ、ノベルティなどを通じて次のことを広く県民に啓発し、自転車の安全利用を推進します。
      • 自転車保険の加入
      • 自転車マナー
      • ヘルメットの着用
      • 自転車の整備
    • au損保は、保有する自転車交通事故関連データを県へ提供し、県はそのデータを交通安全対策に活用します。
    • au損保は、専門知識(保険、損害賠償等)を有している講師を県が開催する交通安全講習会へ派遣します。
  2. 県の魅力発信と「じてんしゃ王国 埼玉」の推進
    • au損保は、埼玉サイクルエキスポ等の事業について、協賛及び広報等の協力を行い、県は、魅力発信と「じてんしゃ王国埼玉」を推進します。
    • au損保は、自社のアプリ、ウェブサイトを通じて県の魅力発信に協力します。
  3. 保険収益の寄付と県の施策への活用
    • au損保は、県民が契約した自転車保険の収益の一部を県へ寄付し、県は、交通安全対策等へ活用します。

>>埼玉県とau損保は協定を締結します|埼玉県

1の自転車安全利用の推進活動として、保険加入の促進やマナー教室、ヘルメット着用の促進というのは標準的なメニューといえますが、交通事故関連データや保険の専門スタッフの講師派遣というのは新しい試みですね。

特に保険会社は、保険額の算定のために、関連するデータを全国で常に集め続けています。そのデータや実際の保険実務に携わる講師からアドバイスが得られれば、より効果的な安全対策が取れそうですよね!

また、埼玉県は県民1人当たりの自転車保有台数が日本一、平地の割合が全国2位であり、「じてんしゃ王国 埼玉」を自認しています。自転車競技に詳しい方のあいだでは、さいたまクリテリウムも有名ですね!
>>ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとは?|ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム

近年、単なる手軽な交通手段としてだけではなく、エコな通勤手段や安全なエクササイズツールとして、あるいは観光資源や魅力的なまちづくりの一環として、自転車はますます注目を集めるようになっています。
それにともなって自転車が安全に利用できる環境が整っていけば、私たちにとっても嬉しいですよね!
日本全国の自治体が、この取組に続いていって欲しいです!


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