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【シェアサイクルって何?】レンタサイクルとの違いや保険の扱いについて

こんにちは、さかいまさこです。

 

当ブログにお越しの皆さんは、シェアサイクルをご存知でしょうか。

今日は、先日可決された自転車活用推進法でも整備の促進がうたわれたシェアサイクルについて紹介していきます。

シェアサイクルとレンタサイクルの違い

シェアサイクルの説明にはまずレンタサイクルの説明が必要です。
実は両者には違いが規定されてはおらず、ざっくりと乗り降りが一か所に決められているものがレンタルサイクル、複数の場所で乗り降りができるものがシェアサイクルと呼ばれることが多くなっています。

観光地の大きな駅で借りて、観光に半日~一日使用して、また元の駅で返却する、これがメジャーなレンタサイクルの形式です。
こちらは特別な登録などは不要で、外国人観光客など基本的に誰でも借りられるというメリットがありますが、借りた場所に返さなければならないので自由度は低いです。

自宅近くで借りて、駅前まで使用して、駅前で返却する、こういった短時間利用、スポット利用がシェアサイクルの目指している形式です。
シェアサイクルではその利用目的が観光よりも日常の通勤、通学、買い物、遊び等、ちょっとそこまで自転車を使いたいというニーズが想定されています。
いくつかのスポットで乗り降りができる、短時間かつ低価格での利用が可能、一回毎の手続きが簡便などのメリットがあります。
その反面、シェアサイクルではシェア事業者毎の登録が必要、まだまだ乗り降り可能なスポット数が追いついていないなどの側面もあります。
また、シェアサイクルでは事業者主体が自治体になっており該当の自治体内でのみ乗り降り可能(隣の市町村へはいけない)というものも多く、こちらは特にコミュニティサイクルと呼ばれることもあります。

 

都心部を中心にひろがるシェアサイクル

そんなシェアサイクルのスポット数、範囲不足解消の一手がこちらのニュースです。

参考:文京区、東京都の自転車シェアリング広域相互利用へ参加

東京都ですでに実施されている千代田区・中央区・港区・江東区・新宿区の5区間でのシェアサイクル広域相互利用に文京区も参加とのことで、利用範囲がより広がってますます便利になる模様です。
こういった自治体間での広域相互利用制度は徐々に広がっており、乗り降りの範囲拡大でシェアサイクルがさらに便利になっていきそうです。

自宅だけでなく、会社や学校、習い事の近くなどでシェアサイクル事業がないか探してみてはいかがでしょうか。
自宅から乗っていくだけではない、新たな自転車ライフが広がるかもしれません。

なおシェアサイクル、レンタサイクルともに自転車事故に対する保険・保障に加入している場合が多く、たまにしか乗らないという方には保険料節約の面でもありがたい存在かもしれません。

 

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