こんにちは! えなりかずみです!
自転車の安全利用促進に関する情報と、万が一の自転車事故に対応するための保険をご紹介してきた本ブログですが、たとえば自動車のことを考えるときに保険といえば、もうひとつ別の保険がありますよね?
そう、自動車の破損・盗難に対する保険です。
実は、自動車と異なり、自転車についての破損・盗難をカバーしてくれる保険はこれまで多くありませんでした。自転車に限らない財産の盗難保険などを使える場合もあるのですが、適用される場面が限られていたり、高級自転車のような高額商品には十分に対応していない場合がほとんどだったのです。
また、自転車は、残念ながらもっとも盗難されやすいもののひとつです。さらにユーザーも自転車をある意味使い捨ての消耗材としてみているところがあり、保険会社側も、なかなか保険商品を開発することが難しい市場でした。
ただ、このところのロードバイクを中心としたスポーツサイクルブームの広がりに伴い、高額なスポーツサイクルの保険へのニーズは高まり続け、徐々に自転車についての盗難保険が登場してくるようになりました。
ということで、今回は、新たに登場した、スポーツサイクルユーザーのための自転車車両保険「BICYCLE保険」についてご紹介いたします!
もの足りなかったこれまでの自転車車両保険
本ブログではこれまで、万が一の事故に対応するための自転車保険をご紹介してきましたが、盗難補償付きの自転車保険は多くありませんでした。
(【自転車盗難保険とは】盗難は自転車保険で補償されるの?)
数少ない盗難補償付き保険ですが、
たとえば、ジャパン少額短期保険が提供する「ちゃりぽ」では、標準ではなくオプションとして盗難保険に別途加入しなければなりませんし、
サイクルベースあさひが提供する「サイクルメイト」は、自転車購入時にしか加入できず、対応するのは上限20万円までの自転車のみで、盗難時には一部負担金も必要。そして肝心の賠償責任補償額や死亡保険金も物足りないというものでした。
全損・半損・盗難に対する「BICYCLE保険」が登場!
今回ご紹介する「BICYCLE保険」は、車両保険のみの保険とはいえ、これまでの自転車保険で不十分だった上記のような点をカバーするものとなっています。
「BICYCLE保険」は、交通事故による全損と半損、そして盗難による損害という3つの損害への対応を組み合わせた保険となっています。
たとえば、次のような場合がすべて、本保険の補償対象となっています。
- 交差点で自動車と衝突、ロードバイクが完全に壊れてしまった。
- 通勤中やツーリング中に転倒事故を起こし、自転車が半損してしまった。
- ガレージに保管していた自転車を盗まれた。
盗難のみでなく、全損・半損に対応してくれる保険は少なく、ロードバイクのユーザーにとってはこれだけでも十分検討する価値がある保険と言えそうですね!
また、本保険の特長として、
- サイクルコンピューターなど付属パーツも保険対象に含まれる
- 購入時からの経過年数にかかわらず購入金額を補償
という2点が挙げられます。
上級者のロードバイクになると、本体だけではなく、サイクルコンピューターや各種コンポーネント類それぞれが数万〜十数万円と高額になることも珍しくありません。それを丸ごとカバーしてくれて、また、自転車店の提供する保険であれば購入店舗限定だったりするところ、いつでも誰でも加入できるというのは、利用者のニーズに適っていて素晴らしいですね!
もしかしたら、保険をかけてこなかったほうがヘンなのかも……
10数万円から数十万円といった高級な財産を、なんの保険もなしに外で利用したり、目の届かないところに置いておくことは、冷静に考えてみれば、すごくリスクの高いことだったのではないでしょうか。
通勤通学やスポーツに高額なスポーツサイクルを利用しているユーザーは、ぜひ保険で、万が一に備えることを検討してみてはいかがでしょうか!
>> BICYCLE保険公式サイト
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