Author Archives: おおかわ なおや

自転車保険の法人契約をお考えの企業へのオススメ

自転車保険を法人契約したい

自転車保険を会社で法人契約したいのだが、どの自転車保険がオススメ?

というお問合せをこれまで当サイトに数件いただきました。

そこで、今日は自転車保険の法人契約について私の考えを述べます。

なぜ自転車保険を法人(会社)で契約したいのか?

自転車保険とは個人向け保険商品です。
そのため、法人向けに自転車保険を提供している保険会社はとても少ないのが現状です。

ではそもそもなぜ法人で自転車保険を契約したいのか!?ということについて、過去に当サイトにお問合せいただいた内容を列挙してみます。

自転車保険 法人契約

1.自転車通勤している従業員の自転車事故に備えたい
2.営業の移動手段で自転車を利用しており、営業移動時の自転車事故に備えたい
3.自転車屋さんを営んでいるので、レンタサイクルの際に補償をつけたい
番外編.ついでに節税対策で損金処理したい

というのが「自転車保険を法人契約したい理由ベスト3+1です。

1、2についてはかなりザックリした内容になっていますが詳しく尋ねてみると・・・・

A:通勤、外回り中に従業員が事故に遭い、死亡や重度の障害を負ってしまった場合
B:通勤や営業時の自転車移動で従業員が「加害者」になってしまった場合

に備えておきたいというのが理由の根本にあるようです。

法人契約可能な自転車保険とは

当サイトにて比較・説明している自転車保険の中で法人契約可能なものはどれかというと・・・
※一部抜粋

自転車保険
提供会社
法人契約可否
ソフトバンク ×
セブンイレブン ×
Docomo ×
日新火災
東京海上日動 ×
あいおい ○ ※詳しくは代理店に。
あさひ ×

このように法人契約可能な自転車保険はとてもレアなのです。

ツーキニスト

こんな疑問を持つのはチャーリー王子だけではないでしょう。

ここで、1つ驚きの事実を伝えると・・・
個人で契約した自転車保険では、仕事で外回り中に起こった事故による賠償補償が受けられない可能性がとても高いのです。

自転車保険の賠償補償はたいていのものが「個人賠償責任補償」というジャンルに属する保険です。
この個人賠償責任補償というのが曲者で、「職務遂行上の事故の場合は保険金を支払わない」といった注意書きがたいていの自転車保険の重要事項説明書に書かれています。

自転車保険 賠償補償外

つまりそもそも個人が契約する自転車保険の賠償補償では、通勤はOK、営業など仕事での外回り時ではNGなのです。
※詳しくは各自転車保険会社にご確認ください<(_ _)>

法人契約を望む会社のニーズである上述のA・Bを同時に満たすことが出来ません。

法人 自転車保険 理由

会社の通勤、外回りで自転車を利用する場合の保険のススメ

じゃあどうすればいいのかというと、通勤、外回りでの自転車利用時の事故には労働災害補償で備えておくことが一般的です。
そうです、いわゆる労災です。

労災は業務災害、通勤災害の二つで適用されます。

通勤時や外回りでの自転車事故は通勤災害ということで労災が適用されるはずです。
※詳しくは士業先生にお尋ねください。

万が一、通勤時や外回り中に従業員が事故に遭ってしまい、死亡してしまったり、重い障害が残ってしまった場合には労災によって一定額を補償されます。
しかし労災で補償される額を超える金額の損害賠償を従業員のご家族から求められるケースがあります
その場合に備えて「労災上乗せ保険」といった法人契約可能な障害保険に加入しておくと従業員が被害者になったケースにおいては万全の対応と言えるでしょう。

労災上乗せ保険

次にBのように従業員が加害者側になってしまった際には、会社つまり使用者が賠償責任を負うことがあり得ます。
自転車保険への加入が必要な最たる理由はこの「自転車事故による他人へのケガ」=「自分が加害者になった時の賠償補償」です。

しかし自転車保険では上述の通り仕事中の賠償補償は適用外になるケースが一般的です。
そもそも法人契約できません。

では会社の外回り用で賠償責任に備えるためにはどうすればいいのか?

というと

「使用者(企業)賠償責任保険」

というジャンルの保険に入っておくことをオススメします。

使用者賠償補償

この保険は通称「事業保険」と呼ばれる保険の中の1つで、業務中起こり得る事故に対しての補償をしてくれる保険です。
詳しくは各保険会社に確認してみてください。

このように・・・・

自転車で事故した時に備えた時の保険=自転車保険

という公式が当てはまらない場合があり得ます。

会社に絡む、通勤・外回りの自転車事故がまさしくそれに当てはまります。

ご自身の自転車ライフに合わせた保険をしっかりと見極める眼を持ちましょう。

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自転車保険・事故の認知率最新事情
加入する前にちょっと待った!

■「自転車保険の加入者に聞いてみた!」利用者の声

保険のことなんて考えたこともなかった。事故に遭う日まではね。

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自転車の危険行為でお巡りさんに注意された件

自転車運転中に携帯で電話することはNG

どうも大川です^^;

以前に当ブログでも自転車の危険行為について解説をしましたが、自転車には危険行為とされている14項目の違反行為があります。

当時の記事を書いたのは私なので、当然知っています。

がしかし、やらかしました。

帰り道に大事な取引先から携帯に着信があり、ついつい自転車を運転しながら電話に出てしまいました。

そして電話すること50秒、後ろから1台の自転車が・・・・。

そう、お巡りさんだったのです。

自転車を止めるような仕草をお巡りさんがするので、いったん、止めて電話を続けました。
電話を切った後、お巡りさんの第一声は

携帯で電話しながらの自転車運転は違反だよ?」と。
※記憶違いでなければたぶん、違反と言っていたかと思います。

自転車の危険行為に関する記事を書いた身としては・・・謝るしかありませんでした。。。

自転車の危険行為の摘発は全国1万件オーバー

今回、私自身が身をもって体験したわけですが、下記のように自転車の危険行為の摘発は全国でもキッチリと行われているようです。

悪質な自転車運転者に安全講習を義務付ける制度が昨年6月にスタートしてから今年5月末までの1年間に、警察が摘発し、警察庁に報告した信号無視などの「危険行為」は1万5131件だったことが1日、同庁のまとめで分かった。
※引用元:産経ニュース 2016年6月2日

交通ルールは守る側と守らせる側があって初めて安全が形成されると私は考えます。

だって、自動車で考えると、それこそ携帯電話が違反行為じゃなければみんなが堂々と運転しながら片手でハンドル、もう片方に携帯で電話してるって状況になってしまいませんか?
飲酒運転が違反行為じゃなければビール1杯くらい飲んでも「2kmくらいだから平気っしょ?」って時になってしまいませんか?

けど、実際はこのような違反行為を自動車ではやりませんよね。
それはルールを守らせる側が目を光らせてくれているからです。
ルールを守らなければ痛い目(罰金とか免停)に遭うことがわかっているからです。

そして今回、自転車においても自動車同様にお巡りさんが注意を向けているということがわかりました。

当ブログでは自転車保険を紹介していますが、当然のことながら理想は誰もが自転車事故を起こさない世の中=自転車保険が不要の世界です。

事故を未然に防ぐためにも
「違反はするな、ルールは守れ」
です。

これが大きな事故から身を守るだけでなく、他人を傷つけることを防ぐはずです。
交通ルールとはそのようにできているもの(あるはず)です。

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自転車保険に加入すべきは〇〇エリアの人!?

自転車保険に加入すべきエリアとは

どうも大川です^^;

最近のブログで「誰が」自転車保険に加入すべきかを様々なデータをもとに語っていましたが、今日はその決定版と言ってもいい超主観的な推察をあげます。

私、わかってしまいました。

最も自転車保険に入るべきは誰なのかが。

それは・・・・・

氷点下エリアの自転車族」です。

これ、あくまで私個人の推察であって、根拠は全くありません。

でもツイッターやWEBで調べていたら、
「雪、半端ない。でもちょっと近所まで自転車で買い物行ってくる」とか
「雪が降る季節には普通自転車には乗りません。でも意外とおじいちゃんおばあちゃんで自転車乗る人が多いんですよ」とか
「今からバイト。自転車飛ばさないと間に合わない。。。雪降ってるけど」
といった内容が多く見受けられました。

以下に一例をあげると

こんな感じで、雪国だけでなく、凍結路面を走ろう(走っている)自転車乗りの多いこと。

自転車保険と傷害保険に加入すべし

雪や凍った路面で転んでしまって自分が怪我をする分には構いません。
転んで滑って歩いている人を傷つけたり、自動車を巻き込んだ大きな交通事故など二次災害に発展してしまったら、多額の損害賠償をうける可能性を秘めています。

なので、もし身内で冬に自転車に乗る人がいたら、必ず自転車保険(もしくは自賠責保険)に入ることを勧めましょう

また、滑って怪我をする可能性も「大」なので、傷害保険にも加入しておくべきです。
※通院保険がついている自転車保険では保障が十分ではない可能性があります。その詳細についてはコチラをご覧ください。

今日の内容は裏付けがありません。北海道・東北・北陸・中部の行政の皆さん、11~3月の自転車事故件数を調査していただけませんかね^^;?

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かぶって出かけたくなる自転車ヘルメット3選

自転車運転時のヘルメット着用に対しての世間の意見

コタツで寝落ちの日々が続いている大川です^^;

先日、当ブログで「シニアは自転車に乗る時はヘルメットをかぶろうぜ」という内容を書きました。

その後、さかいより「ヘルメット着用で保険金UP特約」という内容をお伝えしましたが、やっぱりヘルメット着用が重要ということがフォーカスされ始めています。

実際に・・・

こんな内容を見るとヘルメットって重要だな・・・と痛感します。

ただ一方で・・

ヘルメット=かっこ悪いと思っている人が少なからずいます。
かくいう私も「ヘルメットってダサい」という固定観念で凝り固まっています。

 

カッコいい自転車ヘルメットはないのか?

ということでカッコいい、というかおしゃれ、というか普通のヘルメットとは違うものを探してみました。

まずはニット型。

これは今のシーズンにはいいですね!
あくまで画像上ですが、ヘルメットに見えません。
スキーやスノボーにも使えそうです。

ただ夏はさすがに被れなくないかい?

ということで続いてキャップ型。

これもヘルメットに見えませんね。
キャップ型なので夏でも大丈夫。

で、最後に世の中のセレブな奥様向けがありましたのでご紹介。

こちらは上の2つと違って、ヘルメットに着用できる帽子。
※上の2つはヘルメット機能を備えた防止。

なかなかスタイリッシュなヘルメットってあるものですね。
でも価格が意外と高い・・・。自転車に置いておいたら盗まれる可能性がありますし。

自転車につけることが出来るヘルメット盗難防止グッズをメーカーには作っていってほしいものです。


私をはじめ、きっと多数の方がこのようにお考えのはずなので、カッコいいヘルメットが普及してヘルメットに対する価値観を変えることを祈ってます^^;

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自転車事故ではどのような怪我が多いのか

最近はあまりにも寒すぎるので、通勤は自転車ではなくバス派の大川です^^;

今日は興味深いデータを見つけたので、前回に続いてデータ分析シリーズ(?)です。

まずは下図をご覧ください。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

これは自転車と歩行者の事故で、どちらがどのような怪我を負ったかを割合にした図です。

当然のことながら歩行者側が圧倒的な軽傷&重傷率を誇ってます。
自転車側は約90%が無傷にもかかわらず、歩行者は逆に90%が怪我を負っています。

では次のデータを。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

この図の上のグラフは事故に遭った歩行者の負傷部位を調べたものです。
下は自転車側の負傷部位。

ともに脚・腕・頭が目立ちます。
当然のことながら歩行者と自転車では前者の方が5~10倍以上件数が多いですね。

自転車事故には遭うのは子供?シニア?

そして最後のデータが↓です。


引用元:(公)交通事故総合分析センター

13~24歳の自転車利用者と65歳(それも特に女性)の歩行者との事故が多いというデータが上図です。

前回のブログ
・15~19歳の子供を持つ親
・65歳以上で自転車大好きという親がいる私のような中年諸君
が自転車保険に加入すべきと書きました。

おおむね間違っていませんが、65歳以上の被害者が多いという事実が今回のデータによって新たに追加されますね。

今回のデータからの推察をまとめると・・・・
・13~24歳の自転車利用者がいる家庭では、自転車保険(もしくは賠償責任保険)の加入が必須
・13~24歳の自転車利用者が、怪我の保障を目的として自転車保険に加入することに意味(メリット)はなさそう
・自転車運転時にヘルメットを義務付けているエリアは、むしろ65歳以上の歩行者にヘルメットを着用義務を課してはどうか
・シニア向けの歩行用ヘルメットで超カッコいいものがあれば売れるのか
・キックボクシングのコーチが足につけているような防具をシニアは歩行時に着用すべきでは?
・冗談はさておき、自転車専用道路が作れないのであれば、高齢化社会に備えて高齢者専用道路を作る(作るというよりも区分けして自転車を通れないようにする、通った場合は重い罰則を課す)べきではないか
といった感じです。

怪我をするようなそれなりの事故のデータに基づいた推察のため、冗談にも聞こえる内容があります。
しかし医療費抑制(社会保障費問題)の観点からしてもシニアの怪我予防は国家課題です。
個人的には真剣にシニア歩行問題を考えるべきかなと今回のデータから思いました。

また、自転車利用者としては、シニアが活発的に活動する時間帯には安全運転を心がけるようにすることが事故を未然に防ぐための対策と言えるでしょう。

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自転車事故データから見る自転車保険に加入すべき人とは

Jリーグがオフシーズンに入って、休みの日はヒマを持て余している大川です^^;

今日のテーマ、今更かもしれませんが自転車保険の加入を考えるべき人って誰なのでしょうか。

自転車をヘビーユーズする子供を抱える親?
通勤で毎日自転車を漕ぐ必要があるパパ?
老後で生活圏の移動を自転車に頼っているシニア?

今日はこの答えを当ブログで一緒に探していきましょう。

自転車事故で圧倒的に怪我をしているのは・・・

まずは下の警察庁の統計データをご覧ください。


引用元:警察庁 統計データ

15~19歳ゾーンの負傷数の多さが一目でわかりますね
以前、当ブログで兵庫県の市が中学生の子供を持つ家庭の保険料を負担するという記事を書きましたが、これは上述のデータによる行政の対策と言えるでしょう。

で、統計データを見ていてもう1つ気になる点がありました。
それは65歳~84歳の負傷者数(水色部分の大きさ)です。

20代以降の青年・中年・シニア層でそれほど負傷者数が変わらないというデータになっています。そして、このデータから次のいずれかが考えられます。
・シニアでも20~60歳と同じくらいの人が自転車に乗っていて、同等の自転車スキルなので、同じ負傷者数。
・20~60歳の人に比べると自転車に乗っている人は格段に少なくなっているが、事故率が上がっている。

きっとおそらく後者でしょう。

さらに興味深いデータが1つ。


引用元:警察庁 統計データ

65歳~の人たちの自転車事故による負傷者数の割合の大きさが目につきます。
データを見る限り、自動車から自転車へ交通手段を変更し、それに伴い負傷が増えているという感じでしょうか。

自転車保険に入るべき人は誰なのか(結論)

上の2つのデータから見ると
・15~19歳の成長期の子供
・65歳以降のシニア
が自転車による負傷が多いという事実があります。

自転車による負傷≒それなりの事故
と考えられます。
※自転車事故の事故内容の統計やデータはありませんでした。

つまり単純に独りで転んで怪我した、、、ということもありますが、人や車への衝突事故もそれ以上に多いことでしょう。
自転車保険に加入する最大の目的を、事故を起こした際の他人への賠償責任とした場合・・・

・15~19歳の子供を持つ親
・65歳以上で自転車大好きという親がいる私のような中年諸君

が(統計データ上は)自転車保険を考えるべき人たちと言えるでしょう。

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自転車保険加入でこんな日常生活のリスクにも対応!

賠償は日常生活のあらゆるシーンに潜む

あけましておめでとうございます。今年も自転車保険、自転車乗りにとっての重要なニュースをお伝えしてまいります。

さて、2017年1発目の今回のテーマは
自転車保険に入っておけば、自転車生活以外のこんなリスクにも備えられる!
です。

具体的な例をあげてみましょう。

私はサッカーを観るだけでなく、社会人サッカーチームに所属して実際にプレーすることも趣味にしています。
昨年末、所属する社会人サッカーチームの中で衝撃の情報が流れてきました。

「サッカーの試合中に足を骨折した男性が、接触した相手チームの男性に約690万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であった。池田幸司裁判官は「故意ではないが、過失の程度は軽くない」として、接触相手に慰謝料や治療費など約250万円の支払いを命じる判決を言い渡した。」(引用元 朝日新聞デジタル

という内容です。

たかが(といったら怒られるかもしれませんが・・・)趣味レベルのサッカーの試合で賠償金が発生し、それも250万円も・・・・。
※ちなみにこのサッカーの試合は東京都の4部リーグで行われたものです。東京都4部リーグというのは都内で最下部の社会人サッカーリーグです。

このように趣味の最中など日常生活から損害賠償責任を負わなければならなくなることがあり得るのです。

万が一、賠償を負った時、自転車保険に加入しておけば保険会社が負担してくれます。

よって今回のサッカーで怪我をさせてしまった場合も、自転車保険で賠償金というリスクをケアできるというわけです。

キャリーバッグで賠償発生も

もう1つ、日常生活における賠償金支払いを紹介します。

2014年のとある日の午後2時ころ、京王井の頭線吉祥寺駅で、当時88歳のA氏が対向してきたB氏の曳くキャリーバッグに接触して転倒し、骨折などの傷害を負った。
そこでA氏はB氏に対し治療費や慰謝料などの損害賠償を求めて提訴した。B氏はA氏がキャリーバッグに接触した事実を争ったものの、裁判所はA氏がB氏のキャリーバッグに接触して転倒した事実を認め、総額で103万7871円の損害賠償をA氏に支払うようB氏に命じたのである。(引用元:東洋経済オンライン

皆さんも旅行やビジネスで使用されるキャリーバッグで起こった判例です。

キャリーバッグに限らず、私たちの日常生活では他人に怪我をさせてしまう危険が常に潜んでいます。

そのような危険を自転車保険に加入していれば保障してくれます。

自転車に普段から乗る &
損害賠償に備えた保険に加入していない
という人であれば、手軽に加入することができる自転車保険がオススメと言えます。

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理想の自転車保険を考えてみた!

各地域の自転車保険の義務化について思うこと

天皇杯敗退により我がガンバ大阪の2016年の戦いの幕がおりて、テンション下がりまくりの大川です^^;

今日はこんな自転車保険があったらいいのに!という視点でお送ります。

いきなり話は逸れますが、近年、兵庫の自転車保険加入の義務化を皮切りに全国様々なエリアにて、自転車保険の義務化が推進されてきています。

各行政の自転車保険義務化の流れについて何ら異論はなく、むしろ賛成派です。

ただし、一つ疑問があります。

それは、自転車保険をせっかく義務化するなら・・・・

なぜ地域の自転車販売店を巻き込んであげないのだろう?

ということです。

行政主導で自転車保険を義務化する際、たいていと言っていいほど「●●県の自転車保険」みたいなその行政オリジナルの保険がリリースされています。【例】ひょうごのけんみん自転車保険(公式サイト)

がしかし、その自転車保険の引受会社は大手損保で、その地域の保険ビジネスや自転車ビジネスに絡んでいる人たちにとって旨みがありません。

せっかくならば、地元の自転車販売店や保険代理店を販売網にすることが出来るオリジナル自転車保険を作ってあげることで自治体の税収にも貢献しますし自転車に乗る人だけでなく、自転車販売側などの企業も救えばいいのに、と思っています。

こんな自転車保険があったらいいのに

で、今日の本題。

自転車保険に入るべき理由は・・・
このページでしこたま書いてますので、こちらをご参照くださいm(__)m

で、で、で、賠償に備えるとか事故前提じゃないですか?
正直、そんな大事故のことを考えていないですし、プラス要素が皆無ですよね。

自転車乗りにとって「あっ、このサービスいいな!」という自転車保険に含まれるサービスはロードサービスと修理費用の負担くらいです。

ということでこんなサービスが自転車保険に含まれていたらいいのに!という内容を今から列挙してみます。
・パンク時の自転車運搬サービス(ロードサービス)
・新品自転車の1年以内の修理保証
・提携しているコンビニで空気入れ放題
・提携している自転車販売店での1年に1回無料点検サービス
 ついでに金属部分への油さしなど簡易サービスを無料提供
・提携している自転車で次回自転車購入時に●%OFF
・提携しているレストランでドリンク無料
・駅前の駐輪場が1日12時間まで止め放題 などなど
※注!!保険法などは一切考慮せず妄想を書いています。

ズラズラと書きたいことを書きました^^;

このように見てみると、自転車を利用した活動領域って自宅を中心にした数Km内をテリトリーにしてます。

なので、やはり地域の自転車販売店と連携が取れる自転車保険があれば、お金の保障面以外での様々なサービスを付与することが出来ますよね。
また自転車乗りに優しい飲食店などがあったら、地域の飲食店の需要を増やすことが出来ます。(私がJAFカードの割引をフル活用しているように)

はい、ここで話が戻ります。せっかく行政主導でオリジナル自転車保険を作るのであれば、上述のようなサービスがついた保険が用意してほしいと私は考えます。
※もしくは行政主導で自転車乗り向けのサポートサービスでもいいですね。

だって地域特有のオリジナリティがなければ、賠償責任の限度補償額と保険料が自転車保険のキーとなるため、当サイトでもイチオシしているDeNA三井住友などのネット自転車保険で十分、いやむしろこれらの方がコスパが良いのでオススメです。

と、なんか愚痴ったらしい記事になってしまいましたが、いち自転車乗りとして、賠償責任補償額と保険料以外でも差別化が図られた自転車保険がリリースされてほしいと願います。

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自転車保険に通院保障は不要か!?

自転車に乗っている際に怪我して重度の捻挫

クラブワールドカップ決勝戦でJリーグチャンピオンの鹿島アントラーズが大健闘してくれて、Jリーグファンとして胸をなでおろした大川です。

僕の親戚が自転車を運転中にやっちまいました。。。。

運転中に障害物をよけようとしたところ、バランスを崩して足をつこうとした瞬間・・・

「グキッッッッッッ!」

右足首を捻ってしまったそうです。

あまりの痛みだったとのことで病院に急行すると「全治4週間の(重度の)捻挫」と診断されました。

松葉杖と診断料で5,000円くらいかかったそうです。
※翌週以降の診断料は500円弱くらい。

自転車保険の通院保障って必要?

まぁ、僕の親戚の怪我の話はどーーーでもいいのですが、ここからが大事。

松葉杖ついている彼からこんな話を聞きました。

入っている保険の通院保障で通院1日あたり5,000円出るからすげぇ助かった

と。

1日5,000円!?2回目以降の通院は500円弱なのでプラスじゃん!!十分治療できるというわけです。

ただこの僕の親戚は自転車保険に加入していたわけではなく、傷害保険により保険がききました。

では当サイトに掲載している自転車保険に入っている場合、今回のような怪我に遭ってしまった場合、十分な補償を受けられるのかを見てまいりましょう。

通院保障額(日)
DeNA充実コース 800円
auシルバー 1,000円
※自転車運転時の怪我なら2,000円
auゴールド 2,000円
※自転車運転時の怪我なら4,000円
docomo なし
セブンイレブン なし

ご覧の通り、当サイトで、いや世間一般的にも優良と呼ばれる自転車保険をピックアップしましたが、通院保障のショボさといったら・・・・・orz

この表を見る限り、自転車保険に怪我による通院の保障を求めることは難しそうです。
(auのゴールドが「アリ」と言えるレベル)

よって、(あくまで個人的な見解ではありますが)自転車保険を比較検討する際に、通院保障の付帯有無は不要だと言えるでしょう。

子供の自転車の怪我への保障が気になる人は

とはいえ、子供が自転車運転中に怪我をしないか不安という親御さんもいらっしゃるでしょう。
その場合は、僕の親戚のように傷害保険に加入しておくことがオススメです。
ちなみにその親戚は自転車ヘビーユーザーですが自転車保険には加入しておらず、自動車保険の特約で賠償責任保障をつけているとのことでした。

お子さんの怪我による通院を保険対応する場合は・・・
賠償責任保障は同居家族全員に適用されるケースが多いので、世帯主にDeNAや三井住友海上の自転車保険に加入させ、賠償責任保障をケアし、傷害保険に家族全員で加入する。
が今のところベターチョイスと言えそうです。

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富士火災海上が自転車搬送サービスを開始!

富士火災海上保険が自転車搬送サービスを開始

つかの間に自転車保険業界では色々な動きがあったようです。
au損保がシニア向け自転車保険をリリースしてたり・・・
docomoが賠償上限を5億に引き上げてたり・・・
自転車乗りからすると自転車保険は引き続き注目度が高いといった感じでしょうか。

さてさて若干自転車保険に対していくばくばかりのブランクを抱える僕が伝えるニュースは自動車保険の特約についてです。

今月初旬に富士火災海上が同社の自動車保険の「日常生活賠償責任特約」と「人身障害保険」にて、新たに自転車搬送サービスを開始することを発表しました。

“事故により自転車が壊れた”“タイヤがパンクした”“電動アシスト自転車のバッテリーが切れた”等、使用中の自転車が自力走行不能となった場合、専用フリーダイヤルに連絡いただくことで*、自力走行不能となった場所から指定場所までの無料搬送を手配いたします。
富士火災海上保険 プレスリリースより

要するに
ウチ(富士火災海上)の自動車保険に加入していれば自転車が動かなくなっても搬送しまっせ
という意味です。

自動車保険に入っている人が自転車保険の補償を受けたい場合は?

自転車保険への加入を考えている人のニーズは大きく
・賠償保障
・ロードサービス(搬送サービス)
の2つだと思います。

もし皆さんが上の2つの理由から自転車保険の加入を考えている場合、少し考えるべきことがあります。

それが・・・・
自転車保険や火災保険に加入しているか否か
ということです。

詳しくはこちらのページをご覧いただければと思うのですが、自動車保険・火災保険に加入しているのであれば、もしかするとそれらの特約で安価で手厚い賠償保障を享受できる可能性があります。

自動車保険の特約は要チェック

日本では平成28年現在、1世帯につき自動車を1.064台保有していると言われています。
一般財団法人自動車検査登録情報協会 自家用乗用車の世帯当り普及台数 より

そう、1家に1台自動車を保有している≒自動車保険に加入しているということです。
もし自転車保険に賠償保障を求めているのであれば、自動車保険の特約でほぼカバーできるはずです。
(余談ですが、自動車の賠償責任特約は自動車の大規模な事故、さらには電車路線への投身自殺の超大型賠償にも備えたサービスになっていることが多く、最も手厚い賠償保障だとか・・・・)

もっと言えば自動車保険に加入している場合、自転車保険への加入は不要であるケースが多い、ということです。

そうなると今、巷に出回っている自転車保険はロードサービスが売りになるわけですが、それに対して今回の富士火災海上のサービス拡充です。

これは私からすると
自動車保険に入っている人が自転車保険にまで加入するなんてナンセンス
(だって自動車保険の特約で自転車保険の補償内容すべてを賄えるもん)
と言っているようにも聞こえます。

「自転車運搬サービス」をハッキリと謳っている自動車保険は、今のところ富士火災海上のみですが、今後、自動車保険の特約で自動車だけでなく自転車のロードサービスまでもが当たり前になってくると自転車保険の存在価値が問われることになってくるでしょう。

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滋賀県が独自の自転車保険をリリース!

滋賀県交通安全協会が自転車保険をリリース

今月(2016年6月)より滋賀県交通安全協会が独自の自転車保険「滋賀のけんみん自転車保険」をリリースしたというニュースが入ってきました。
幹事引受保険会社には損害保険ジャパン日本興亜株式会社が選定され、滋賀県交通安全協会の自転車会員を被保険者とする自転車保険とのことです。

滋賀県では自転車保険の加入義務化が目前に

以前、当ブログでも書きましたが、滋賀県では2016年10月より自転車を利用する人、従業員が自転車に乗ることがありえる事業者には自転車保険の加入が義務付けられます
詳しくはコチラ(リンク先:滋賀県土木交通部交通戦略課交通安全対策室WEBサイト)をご覧くださいませ。

そのような背景から県独自の自転車保険を用意して、加入を促す方針に動いたということでしょう。

気になる滋賀県オリジナル自転車保険の中身は?

では「滋賀のけんみん自転車保険」のサービス内容を見てまいりましょう。

プランA プランB プランC
保険料 1,000円/年間  2,000円/年間 3,000円/年間
賠償責任 最大1億円 最大1億円 最大1億円
 死亡保障 1,000万円 1,000万円
入院保障 2,000円/日 2,000円/日

自転車保険の内容としては、標準的な自転車保険と言えるものです。

ネット自転車保険であればもっと良い商品がいっぱいあるのでは?と思ってしまうのはきっと私が自転車保険を知りすぎたせいでしょう^^;

ただ、正直な想いを書くと、
「自転車保険という商品の良し悪しで言えば、そこまで良くない。けれども、自転車保険の存在を知らない人にご自身の安心、安全な生活を保障してもらいたい。そのためには県独自の保険をつくって、ネットでは啓蒙できない地上戦で自転車保険を認知させることはきっと有効なのだろう」
と思ってます。

実際に兵庫県が同様のビジネスモデルで作った自転車保険「ひょうごのけんみん自転車保険」はリリースから約1年が経過した現在で、76,000人もの人が加入したという事実があります。

民間保険会社が売り手として頑張るだけでなく、このように行政と組んで自転車保険の必要性・重要性を訴えていくことはとても重要だと私は考えます。
ただ、自転車保険という存在を知って、検討する際には世の中には良い自転車保険がたくさんあるのでもう少し慎重に検討した方がイイかもしれませんね(^_^;)

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自転車保険各社が賠償責任補償額を引き上げ

先日、三井住友海上火災保険のネットde保険@サイクルが賠償責任補償額を3億円まで引き上げたという記事を書きました。

その際に

今後、自転車保険は賠償責任補償額で競争する時代になりそう

と書きましたが、今月になってセブンイレブン、JCA、更にはDeNA自転車保険も賠償責任補償額を引き上げてきました。

賠償責任補償3億円競争時代に突入!?

セブンイレブンは賠償責任補償を最大3億円と自転車保険業界では最高額に設定し直されました。
とはいっても、セブンイレブンの自転車保険(というよりセブンイレブンで加入できる保険)は三井住友海上の保険ですので、上述の通りネットde保険@サイクルの賠償補償額が上がったことに伴い、3億円に引き上げたのでしょう。

そしてJCAは2016年4月1日から賠償補償額を2億円に引き上げました。

DeNA自転車保険は充実コースを3億円に引き上げています。

3億円もの賠償責任補償が自転車保険に必要か

こうなってくるともはや賠償責任補償額が1億円では・・・・

ひょっとして1億円じゃ万が一の備えにならないのでは??

と皆さん思われるかもしれませんが果たしてどうなのでしょうか。

過去の自転車事故での賠償命令が下されたケースを見ると、(世間に明らかになっているものだと)9,500万円の賠償判決が最高額です。

となると、1億円の賠償補償で充分足りる気がしますよね。

しかし近年、自転車事故による賠償の高額化がすすんできています。
今後、この高額化が進んでいけば1億円を超える賠償判決が下される日も遠くはないかもしれません。
※ちなみに自動車では過去最高額が5億円です。

もし皆さんが賠償命令に備えて自転車保険を検討していて、本当の安心を手に入れたいのであれば賠償責任補償額が2億円を超えるものがいいかもしれません。

一方で、1億円を超える賠償命令はこれまで下されていないことから、前代未聞の事故を自分や家族が起こすことは考えづらいとお考えの人は賠償補償1億円の自転車保険で問題ないと言えるでしょう。

皆さんならどちらを選ばれますか?

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自転車保険の顧客満足度調査が発表された!

オリコンが自転車保険の顧客満足度ランキングを発表

あのCDランキングで有名なオリコンから自転車保険の顧客満足度ランキングが発表されました。

自転車保険16個を対象として4,007人に調査したそうです。

オリコンの自転車保険ランキングを勝手に評論

オリコンの自転車保険の顧客満足度ランキングは
加入手続き」「商品内容の分かりやすさ」「商品内容の充実度」「保険料」「アフターフォロー」「会社の信頼性」という評価項目から各自転車保険を比較・採点しています。

今回は総合ランキングや各評価項目別のランキングを自称自転車保険マニアの私、大川の視点で各ランキング3位まで「この保険が本当に●位でいいの?」と言った感じにモノ申してみます。

ではまずは総合ランキングからいきましょう。

1位:セブンイレブンの自転車保険
自称自転車保険マニアの一言
コンビニで申し込めるのはラクで助かるよね。また保険内容も悪くない。
この評価に異論はなし。

2位:ドコモサイクル保険
自称自転車保険マニアの一言
チャーリー(当サイト)でも高評価している通り、良い保険。なのでここも異論なし。

3位:あいおいニッセイ同和損害保険
自称自転車保険マニアの一言
そんなに良い保険ではない気が・・・・
ただ利用者の声を見る限り、「保険営業マン」という人の対応がある点が評価されているっぽい。
分からなくもない。

ちなみに当サイトで1位のDeNAトラベルは8位。。。。
安くてサービス満点な良い自転車保険なのに・・・orz

次に加入手続きランキング

1位:セブンイレブンの自転車保険
自称自転車保険マニアの一言
コンビニで申し込めるんだからそりゃ加入は楽だよね。
でもネット派にとっては店頭申込しかできないのは面倒だよね?

2位:ドコモサイクル保険
自称自転車保険マニアの一言
1位とは逆にネット派にとっては楽だよね。
でもキャリアがDoCoMo限定ってのはauとかsoftbankユーザーにとっては加入手続きが楽じゃないよね?

3位:au損害保険
自称自転車保険マニアの一言
DoCoMoと違って、auの自転車保険はキャリア関係なく申し込めるのでネット派にとっては一番申し込みやすいかも。
※ただしガラケーはスマンが無理だよ、とHPに書かれてる。

こう見るとやっぱり店頭申込ニーズが高いのかもしれませんね!

どんどんいきましょう
商品内容の分かりやすさランキング

1位:セブンイレブンの自転車保険
2位:au損害保険
3位:DeNAトラベル

自称自転車保険マニアの一言
うん、商品内容の分かりやすさって個人的にはどの保険も変わらないんだけどなー。
あえて言うなら5位のチューリッヒは要望や生年月日を色々と(WEBの場合は)入力しなくてはならないので面倒かなと思う。

ちなみにトップ3の中でauの自転車保険だけは賠償責任補償が本人型だと家族の賠償補償はしてくれません。
セブンイレブン、DeNAトラベルは本人型(個人型)であっても家族まで賠償補償してくれるのです。

では次に商品内容の充実度ランキング

1位:セブンイレブンの自転車保険
2位:DeNAトラベル
3位:三井住友海上火災保険

自称自転車保険マニアの一言
うん、どれも大差なし。でも大差ないのであれば保険料が一番安いDeNAトラベルが1位でいいのでない??

続いて保険料ランキング

1位:あいおいニッセイ同和損害保険
2位:損害保険ジャパン日本興亜

自称自転車保険マニアの一言
この二つ、安いの!?実は筆者は保険代理店とのしがらみで2位の損害保険ジャパン日本興亜の自転車保険(というよりも医療保険と火災保険の特約で賠償補償)に入っているのだが、全然安くないよ!むしろ高い(>_<)

3位:ドコモサイクル保険
自称自転車保険マニアの一言
上の二つに比べたらよっぽど安いと思う。。。。
でも4位のDeNAトラベルはさらに安くて補償内容も充実してるよ??

さあ残り二つ!
アフターフォローランキング

1位:あいおいニッセイ同和損害保険
2位:損害保険ジャパン日本興亜

自称自転車保険マニアの一言
これは納得。筆者も保険代理店の人に「DeNAトラベルの自転車保険の方が安いんだけど・・・」と一度クレームめいたことを言った時に・・・・

「大川さん、そりゃネット型保険の方が安いですよ。ただ貴方が以前、交通事故を起こした時にいち早く駆けつけたでしょ?そういう親身な対応はしてくれませんよ?」

と言われたことを思い出しました。

3位:ドコモサイクル保険
自称自転車保険マニアの一言
親身なアフターフォローが期待できるの!!?

ラスト!
会社の信頼性ランキング

1位:三井住友海上火災保険
2位:ドコモサイクル保険
3位:セブンイレブンの自転車保険

自称自転車保険マニアの一言
ネームバリューでいったら確かに信頼できる会社ばっかり。
でも保険会社はそもそも金融庁に届け出したり、審査が厳しいんだから、どこもしっかりしてるんじゃないの??と思うのは僕だけ??

さて、好き勝手意見を述べさせていただきましたが如何でしたでしょうか?

そもそもこのオリコン顧客満足度ランキングですが、保険で顧客満足を得ることがなかなか難しいことですよね?
皆さんが仮に自転車保険に加入していたとして、満足できる瞬間ってどのタイミングでしょうか!?

きっと事故を起こして大きな賠償(1,000万とか5,000万とか)命令をくだされた時に
「あー、自転車保険に入っておいて良かった(ホッ)」という感じではないでしょうか。

なので、今回のランキングは「顧客満足度」というよりも「加入のしやすさ・商品の分かりやすさ」のランキングと言えるかもしれません。
※それゆえに評点が1位のセブンイレブンでも71点とそこまで高くないのかもしれません。

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三井住友海上”ネットde保険@さいくる”が賠償上限3億円にグレードアップ

三井住友海上の自転車保険

三井住友海上の自転車保険「ネットde保険@さいくる」が2016年4月1日より商品改定することを発表しました。

損保大手の三井住友海上は自転車保険が今のように注目を浴びる前から自転車保険商品を提供しており、さらに水準以上の補償内容を継続しています。

ですが、いつしか賠償責任の高額化、そしてそれに伴う他社の自転車保険の賠償補償の高額化競争激化により「そこそこで平均的」な補償の保険となってしまっていました。

そのような時代背景もあって補償内容の改定に踏み切ったのではないでしょうか。ユーザとしては嬉しい限りです。

 

ネットde保険@さいくるの変更内容

では、気になる変更内容ですが、「ネットde保険@さいくる Aコース」を変更前・変更後で比較してみます。

新Aコース 旧Aコース
死亡保障 500万円 500万円
入院保障日額 6,000円 6,000円
賠償責任補償 3億円 1億円
保険料(年額) 7,230円 6,400円

※Aコース 本人型の場合

今回の主な変更点は言うまでもなく賠償責任補償額の増額です。
これまで1億円から他の自転車保険と比較しても現時点で最高水準の3億円となりました。

また、それに伴い数百円単位ながらも保険料がアップしたことが変更点です。

 

ネットde保険@さいくるの商品改定にみる自転車保険業界

今回のネットde保険@さいくるの商品改定による大きな変更点は賠償責任補償の増額です。

入院保障や死亡保障面で大きな変更点はありませんでした。

ここから察するに・・・

自転車保険を検討していたり、比較している人は「賠償責任補償額を重視して購入している」

という仮説を三井住友海上が立てているのではないでしょうか。

極端な言い方をすると

「死亡保障や入院保障は自転車保険検討者は重要視しておらず、賠償責任補償額で目を惹かせることが大切!」

ということです。

当サイトの「何を基準に自転車保険を選ぶべき?」でも述べている通り、賠償責任補償が自転車保険の理由と言っても過言ではありません。
それゆえに今後、自転車保険は賠償責任補償額で競争する時代になりそうです。
今回のネットde保険@サイクルの商品改定が、自転車保険の賠償補償額競争時代の幕開けを告げることになった、と来年の今頃には当ブログで書いているかもしれませんね^^;

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滋賀県で自転車保険の義務化条例案が可決!

兵庫県に引き続き滋賀県が自転車保険の加入義務化

今月19日に滋賀県議会本会議にて、自転車保険の加入義務付けを含む「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」案が可決された、というニュースが入ってきました。

昨年、兵庫県が自転車保険の義務化をスタートさせ話題を呼びましたが、義務化の条例は全国で2番目も関西圏からとなりました。

滋賀県の自転車保険義務化条例の内容と可決背景

今回の条例の対象者は、滋賀県内で自転車に乗る人従業員が自転車を利用している会社(事業者)だけでなく、自転車販売店やレンタサイクル屋にも自転車保険に加入しているかの確認を義務付けるとのことです。
この条例では自転車保険の加入義務化のほかに、学校などでの交通安全教育の実施や高齢者や子供の自転車利用時のヘルメット着用に努力するといった内容も盛り込まれているようです。

滋賀県では2015年に880件の自転車関連の人身交通事故が発生しており(人身事故全体では5879件)、また死者数も12人(全体は73人)に及びました。このような事故事実と過去に事故から高額賠償へ発展したケースがあったことから自転車保険の加入義務化を今回決断したことが予想されます。

義務化までの流れ

今年10月1日から自転車保険の加入が義務化されるとのことで、未加入による罰則規定は今のところ盛り込まれていません

以前当ブログでもご紹介した通り、大阪でも自転車保険の加入義務化の条例案が提出される予定です。
何故か関西圏ばかりで義務化条例が提出されていますね。

滋賀 自転車保険 義務化

それだけ関西の方々の自転車運転が荒いということでしょうか・・・・・。
真意はわかりませんが、やはり自転車保険の加入義務化の流れは全国的な流れになるように見えます。

当ブログでは引き続き加入義務化の各自治体の情報をウォッチしていきます!

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神奈川県横浜市もオリジナル自転車保険をリリース

横浜市交通安全協会が自転車保険をリリース

今月、横浜市交通安全協会が自転車会という団体を設立しました。
この会に加入すると同協会のオリジナル自転車保険「ハマの自転車保険」に加入することが可能となります。

ハマの自転車保険について

ハマの自転車保険は損保保険ジャパン日本興亜が引受保険会社の横浜市交通安全協会独自の保険です。
では気になるその補償内容を見てまいりましょう。

プランA
賠償補償:家族全員
死亡・後遺障害補償:本人指定
プランB
賠償補償:家族全員
傷害補償:本人指定
プランC
賠償補償:家族全員
傷害補償:家族全員
賠償責任 最大1億円 最大1億円 最大1億円
死亡保障
(本人)
500万円 1,000万円 1,000万円
入院保障
(本人)
2,000円 2,000円
死亡保障
(家族)
750万円
入院保障
(家族)
2,000円
保険料
(年間)
1,500円 2,000円 3,000円

ハマの自転車保険 評判

以前、当ブログでも紹介した「ひょうごのけんみん自転車保険」とほぼ同じ内容ですね。
掛け金がちょっと高い分、プランAがハマの自転車保険の方が充実しています。

ハマの自転車保険がリリースされた背景

ハマの自転車保険は上述の通り横浜市交通安全協会の「自転車会」に入会しなければ加入できません
ではそもそも自転車会とは何なのかというと・・・

自転車の交通安全を推進して交通事故を防止し、自転車の安全利用の実現に寄与することを
目的とした自転車会員制度
※横浜市交通安全協会の自転車会パンフレットより抜粋

とあります。

自転車会に入会することで
●自転車の安全利用を目的とした各種講習会・研修会への参加
●ハマの自転車保険への加入
が可能となります。

横浜市交通安全協会の自転車会への入会条件

自転車会への入会条件は・・・
・横浜市に在住、在勤の人
・横浜市で自転車に乗る人
・横浜市で自転車に乗る家族がいる人
とあります。

入会自体は無料で、ランニングコストもかからないようです。
※ハマの自転車保険は上の表の通りの費用がかかります。
※追記 どうやら自転車会員の年会費がかかるようです。私が見た情報だと「年間30円」とありました。
ご検討される方は、詳しくは同協会にお尋ねください。

ハマの自転車保険は他と比較した際、オススメなのか!?

ぶっちゃけ、オススメと言えます。
保険料が安く、賠償責任も1億円と私がオススメする自転車保険の条件を満たしています

また他の自転車保険と比較すると、家族型(プランC)もオススメできます。

自転車保険の家族型は総じて保険料が結構高くなるが大した死亡保障がつきません。
しかし、ハマの自転車保険では死亡保障が最大1,000万円つき、ご家族の場合でも750万円が保障されます。

自転車事故が原因という条件はつきますが、かなり手厚い保障といえるでしょう。

結論:横浜市の方であれば比較検討する価値がある自転車保険と言えます!

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兵庫県に引き続き大阪府が自転車保険の加入義務を検討

大阪府が自転車保険加入の条例案を提出方針

昨年、県民に自転車保険の加入を義務付けた条例を兵庫県がスタートさせました。
※詳しくはこちら「兵庫県の自転車保険加入義務化条例が成立!」の記事をご覧ください。
そして先日、自転車の人身事故が全国で最多の大阪府も自転車利用者に自転車保険の加入を義務とする条例案を2月の府議会で提出するとのニュースが入ってきました。

大阪府の自転車保険義務化の背景

大阪府は自転車の人身事故が13,228件(2014年)と全国で最も多く、2015年は速報値で12,199件まで減少したとのことでしたが死亡者は50人と前年比で16人増加したとのことです。
事故が死亡事故になってしまったり、重傷を負わせてしまった際、加害者には大きな賠償責任が背負わされます。つまり、全国で最も多く事故が発生している大阪府ではこのような賠償命令も比例して多いため、賠償責任の支払いに関するトラブルや生活苦の相談が多いということでしょう。
それゆえに自転車保険を義務化させようという考えだと思われます。

条例案の中身は?

条例案についてまだ詳細は開示されていませんが、今のところ分かっていることは・・・・

  • すべての自転車利用者に、相手に怪我などを負わせた歳の補償(賠償責任補償)
  • 自転車店には販売の際の自転車保険の加入確認
  • レンタル店には貸し出しの際に自転車保険を付与することを求める努力義務規定を盛り込むこと

の3点です。
また続報がでましたら随時当ブログにアップしてまいります。
大阪にお住いの人は要チェックです☆

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自転車保険「サイクルパートナー」についてあさひで聞いてみた!

あさひの自転車保険サイクルパートナーについて店員さんに聞いてみた

先日、大手自転車販売チェーンのあさひとau損害保険がサイクルパートナーという自転車保険をリリースしたという記事を書きました。
このサイクルパートナーについて実際にあさひ出向いて店員さんに尋ねてみました。

●おおかわ
(自転車を物色・・・・・・・・・・・・)

○あさひの店員さん
なにかお探しですか??

●おおかわ
通勤用の自転車を春先に買おうと思っていてフラッと立ち寄らせてもらいました(^^;)
※注 事実です。

○あさひの店員さん
ご自由にご覧くださいね♪

●おおかわ
そういえばネットであさひさんが自転車保険を提供されてると聞いたのですが・・・
サイクルパートナーはサイクルベースあさひの店舗でのみ加入可能なのでしょうか?

○あさひの店員さん
いえ、そんなことありませんよ。
ネットから誰でも申込み可能です。
むしろネットからでしか申込みできないんですよ~。

●おおかわ
あっ、そうなんですか!
ではあさひで購入した自転車でなくとも加入できるんですね。

○あさひの店員さん
はい、そうですね。
あさひでは保険販売の免許がないため、TSマークのみしか提供できないのが実情です。
この突撃レポートの通り、サイクルパートナーは店舗申込型ではなくネット申込型の自転車保険でした。
またあさひで購入した自転車のみという縛りはないようです。

まだ店頭でのチラシなど説明資料はないようでしたが、店員さんがしっかりと自転車保険について理解しているところはさすがあさひ!って感じですね。
サイクルパートナーは月額150円で賠償責任最大1億補償の自転車保険業界(というよいチャーリー)注目の保険です。正式リリースが楽しみです。

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サイクルベースあさひがオリジナル自転車保険をリリース

あさひが自転車保険をリリース

日本最大の自転車販売店チェーンの「あさひ」がau損害保険と新たに自転車保険を開発したとリリースがありました。
http://corp.au-sonpo.co.jp/news/detail-84.html

あさひではこれまでサイクルメイトという自転車保険を提供していました。サイクルメイトは自転車購入者にTSマークへ加入させることと、付加価値として自転車再購入時の費用を一部補償するサービスをつけていた自転車保険でした。

そして今回、新たに「サイクルパートナー」という自転車保険を発表しました。
サイクルパートナーではTSマークは一切関係なく、独立した自転車保険です。

サイクルパートナーの保険内容は?

 本人タイプ家族タイプ
個人賠償責任最大1億円最大1億円
示談代行
死亡・後遺障害400万円400万円
入院保険日額2,000円2,000円
保険料(年額)1,680円2,920円

この補償内容と保険料を見ると「さすが、自転車の専門家あさひ!」という内容です。
というのも本人タイプでは年額1,680円という激安保険料ながら個人賠償が1億円、さらには死亡保障までついています
※おまけにネットで簡単申し込みが可能な上、示談代行付です。

当サイトの保険料ランキングにランクインさせるとしたらちゃりぽを抜いてダントツの1位となる内容です。
月々150円でこれだけの自転車保険は過去に類を見ないシンプル且つ十分な保険と言えます。

サイクルパートナーは2016年2月下旬以降、サイクルベースあさひ各店舗にて案内を開始する見込みとのことです。
自転車保険のツボを押さえたオススメできる自転車保険がまた1つ誕生したといっても過言ではないでしょう。

ちなみに筆者はサイクルメイトが結構お気に入りでした。保険料が安いことに加え、自転車が盗難に遭った際、再購入費用を負担してもらえるからです。ただ賠償責任補償額が低いという点だけが気がかりでしたが今回のサイクルパートナーと併用すれば個人賠償もクリアになり、自転車生活におけるあらゆる面で保険をかけることが可能となります。
サイクルメイト、サイクルパートナーへの同時申込みは出来るのかな??というのが今の疑問です。
こちらについては店舗での案内が開始されたら聞きに行ってみようと思ってますのでまた当ブログでレポートしますね^_^;

●一番お得な保険は自動車保険の特約?
https://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?p=265

自転車保険って自分だけ?家族は適用されないの?

賠償責任補償の適用範囲に注意!?

自転車保険加入者が意~~~外と見落としがちなのが、実は家族も保険(賠償責任補償)の適用範囲内であるということです。
※各社の保険によって家族が適用範囲かはマチマチです。詳しくは下図にて。

自転車保険は「申込みのし易さ」もウリの一つです。
契約時には営業マンを介さず、WEBから簡単申込み!という契約方法を取られている人も多いのではないでしょうか。
それゆえに賠償責任や死亡保障、保険料だけに目がいき、保険の適用範囲について知らなかったという話をよく聞きます。

この保険の適用範囲というのは「重要事項説明書」を読み込まなければ分かりづらくなっているケースがあります。

簡単ではありますが各社の保険の賠償責任補償適用範囲をまとめてみました。

 基本コース(DeNA)家族タイプ(au)個人(Docomo)
被保険者(本人)
配偶者
その他家族

こう見てみると、auのように「家族タイプ」とあらかじめコースが用意されている自転車保険であれば、その適用範囲内が家族にまでカバーしていることに気づけます。
Docomoも同様です。
しかしDeNAのように「家族型」とか「家族プラン」というコースがないと「加入者のみがきっと保険適用されるのだろう」と勝手に思い込んでしまうことが有り得ます。

契約前には重要事項説明書を読み込むべし!

自転車保険の適用範囲、おもに賠償責任補償の適用範囲については「重要事項説明書」に記載されています。
皆さんがご検討されている自転車保険が、奥様や旦那様はたまた両親や子供まで適用されるのか、重要事項説明書をもういちど読み比べ、適用範囲を保険会社ごとに比較してみることをオススメします。

もしかすると1人分の保険料で家族をカバーできる保険があるかもしれません。

●保険料1人分で家族もカバー!? 自転車保険お子様向けランキングはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/rank/rank-okosama.php

 

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道交法改正、子供への処罰はあるの!?

市が中学生の子を持つ家庭に自転車保険代を全額補助!?

 

東京海上日動が自転車保険をリリース!

あのメガ損保までもが自転車保険の提供を開始!

東京海上ホールディングスの東京海上日動が2015年10月20日より自転車保険の提供を開始することを発表しました。
その名も
ネットでeジョー「eサイクル保険」
という商品です。

詳しくは下記の商品表をご覧いただければと思いますが、その特長としましては・・・
・家族構成に応じたプランの選択が可能!
・申込み手続きがパソコンやタブレット、スマホなどを使ってインターネットから可能!
ということが同社ホームページ上で打ち出されていました。

この特長を見る限り、正直、今更の商品リリースでそんなどこの自転車保険もやっているような内容を、、、という感じですね(^^;)

とはいえ色眼鏡で見るのはよくないので、気になるその保険の中身を見て行きましょう。

eサイクル保険のBプランなら保険料も安く、悪くはなさそう!?

プランAプランBプランCプラン
死亡保障・後遺障害500万300万円300万円
入院保険金日額5,000円3,000円3,000円
個人賠償責任1億円1億円
保険料(年間)家族型:
11,620円
夫婦型:
7,620円
本人型:
5,190円
家族型:
7,510円
夫婦型:
5,110円
本人型:
3,650円
家族型:
6,150円
夫婦型:
3,750円
本人型:
2,290円

こちらが東京海上日動の自転車保険のサービス内容です。

これを見るとBプランであれば個人賠償責任が1億など水準以上のサービスが設けられており、また、保険料は安いと言える価格です。
損保各社が自動車保険や火災保険の特約で個人賠償を補償させるのではなく、今回のように自転車保険という商品化が進んできています。
自転車保険を新たな顧客獲得の商品として動いていこうという意向と市場のニーズがそうさせているのではないかと推測します。

他の損保会社の新商品にも当ブログでは目を光らせていく予定ですので、また新たな商品が出た時にはお知らせします!

>> 東京海上日動の料金・サービスなど詳細はこちら

 

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自転車保険・事故の認知率最新事情

自転車事故に遭いそうなったことがある人は?

共同通信社が今月15日に最新の自転車に関する意識・実態調査の結果を発表しました。

その調査内容というのが・・・

・自転車運転時に歩行者とぶつかりそうになったことがある人の割合
・自転車保険に加入している人の割合および認知度の割合
・道交法改正による自転車危険運転行為規定の認知割合

の3つです。

まず・・・
自転車運転の際にぶつかりそうになったことがある」という問いに対しては

68.1%が「ある」

と回答したとのことです。
また自転車運転で自分が事故の加害者になるかもしれないということを意識している割合は69.9%にものぼるそうです。

自転車保険の認知度はまだまだ?

次に・・・
自転車事故に適用される保険に加入しているか?」には

「入っていない」と「分からない」の合計が79.0%で、

さらに
「自転車保険について聞いたことはあるが内容は知らず、加入したことがない」と「知らない」と回答された人が

53.9%

とまだ半数以上に詳しく認知されていない状況だということが判明しました。

そして当ブログでも何度も言及している道交法改正による自転車危険行為の制定については

「知っている」

71.8%もの人が回答されており、このようなルール改正には自転車乗りは敏感に反応しているようです。

自分が加害者になる可能性があると感じておられる方が多数を占めるわりに、実際に事故が起こってしまった時の対策を万全に取っている人はまだ少ない、というのが今回の調査から分かります。
当サイトでもそのような方に向けてより有益な情報を届けられるよう改善に改善を重ねていかなくては、と考えさせられたデータとなりました。
●自転車事故の件数など他のデータについてはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/popular/reason.php

NTTdocomo(ドコモ)、au、ソフトバンクの自転車保険を比較してみた

携帯キャリア各社の自転車保険を比較

先日、ソフトバンクが自転車保険(自転車あんしん保険)をリリースしたと当ブログでご報告しましたが、これで国内の大手携帯キャリア3社のすべてが自転車保険を提供することとなりました。

保険が本業ではない携帯キャリア各社の自転車保険、何が違うのかを比較してみました。

 NTTDcomo(ドコモ)auソフトバンク(Softbank)
自転車保険名ドコモサイクル保険あ・う・て自転車あんしん保険
コースシルバーしっかり
死亡保障500万円400万円700万円
入院日額3,000円6,000円7,000円
賠償責任補償最大2億円最大1億円最大1億円
サービス面・示談交渉
・家族カバー
・示談交渉
・家族カバー
なし
保険料(年間)5,280円6,910円6,960円
備考ドコモの携帯端末を契約していることが加入条件au携帯でなくても加入可能ソフトバンクの携帯端末を契約していることが加入条件

※コースは保険料がそれぞれ6,000円前後のものを採用
※保障内容は2015年8月現在

 

比較表をパッと見てみると自転車保険の肝とも言える賠償責任最も手厚いドコモが一番良い保険のように見えます。
が、ほかの2社(au、ソフトバンク)からすると「いやいや1億円を超える賠償命令なんて片手で数えられるくらいなのだから必要ないでしょ!」という声が聞こえてきそうです。

また、自転車保険を比較する基準として、「大事なのは事故を起こしたことよりも事故に遭ったときにどれだけの保障が得られるかだ!」という見方もあります。
事故に遭った時のポイントというのはつまり死亡補償、入院補償がいくら出るかということですが、その点についてはau、ソフトバンクの方が手厚いと言えます。

特にソフトバンクは死亡補償が他社の1.5倍以上です。

一方でソフトバンクには最近の自転車保険では一般的ともいえる示談交渉サービスがなかったり、家族を被保険者にするためには保険料を更に支払わなければならないというデメリットがあります。

一体、どのキャリアの自転車保険が良いのか?

結論から申し上げますと、あえてこの3社から自転車保険を選ぶのであればご自身がお使いの携帯キャリアの保険を選べばいいのではないかと私は考えます。
というのも備考欄に書いた通り3社中2社が・・・・
自社の携帯を使ってないと加入できないし、MNP(他社キャリアに契約移行)したら自転車保険は継続契約できない
となっているからです。

MNPさせないための戦略と言えば聞こえはいいですが、「保険」という観点から言うとどうなの?
と私は思っています。

だって保険というのは人生の安心を作るためのものであるにも関わらず、携帯を利用していないと契約できないとはなんて理不尽な・・・と感じませんか?

こう見ると携帯キャリアの保険ではなく保険会社の保険がやっぱり良いのかな~というのが筆者の感想です。
とはいえ携帯キャリアもMNPを防ぐために必死なのでしょう。
またそれゆえに3社ともに自転車保険としては水準以上のサービスを提供しています。

まぁMNPした場合には保険も切り替えてしまえばいいだけなので、難しいことを考えず、ご自身の自転車ライフに沿った保険をやっぱり選ぶべきということでしょう。

●ソフトバンクが自転車保険リリース!の記事についてはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?p=370

アルコール検出機能付き自転車用ロック!?

自転車の飲酒運転を撲滅するアルコール検出機能とは?

ネットサーフィンしていたらこんなグッズがありました。
http://alcoholock.com/

自転車のロック(施錠機器)にアルコール検知器がついていて、解錠する時には息を吹きかける仕様になっています。
尚、解錠の際に息から一定以上のアルコールが検出された際にはこの機器と連動するスマートフォンアプリに情報が送られ、スマホから運転警告が出るだけでなく、あらかじめアプリ上でパートナーを登録しておくことでそのパートナーのもとに自転車利用者が飲酒運転であることを報告します。
この機能により、報告を受けたパートナーは電話やメールなどで自転車利用者とコンタクトを図り、飲酒運転をしないよう呼びかけることが可能となります。

自動車の飲酒運転には厳しい罰則があります。
一方、自転車においては道交法が改正されたとはいえ、飲酒運転を防止することを抑制するルールがないのが現状です。

このような仕組みやツールによって愛する家族や恋人、友人を危険から守ることが現代の自転車社会では必要なのでしょう。

●自転車事故防止関連の記事についてはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?cat=4

傘スタンドは道路交通法上、OKなの!?

大阪で大人気!傘スタンドとは

皆さんは傘スタンドってご存知ですか?
自転車のハンドル部分に傘を固定する機器でして、雨の日でも傘を持って片手運転することなく、この機器に傘を取り付ければ両手でハンドルをガチっと握りながら運転できてしまう優れものです。
※ちなみに傘を手にもっての運転=傘差し運転は5万円以下の罰金対象となる道交法違反行為となりますのでご注意を。

筆者は大阪に転勤になり、4年ほど住んでいた経験がありますが、この傘スタンドは大阪の(特におばちゃんの)自転車には標準搭載されてんじゃないの!?くらいに皆さん、使われています。

傘スタンドは道交法上違反なのか?

今年の6月に道路交通法が改正されましたが、そこで自転車運転における14の危険行為というものが制定されました。
この中に傘スタンドが違反であると明確に記載があるわけではありません。
警視庁のWEBにこのような記載がありました。

積載物大きさ制限超過違反となります。積載物の長さ及び幅の限度は、それぞれの積載装置の長さ又は幅に、0.3メートルを加えた長さ及び幅を超ないこと、高さの限度は、2
メールからその積載をする場所の高さを減じたものを超えないことと定められています。したがって、「傘立て器具」に傘を積載した場合に、傘の幅が「傘立て器具」(積載装置)の幅に0.3メートルを加えた長さを超える場合や、傘の上端が地上から2メートルの高さを超える場合は違反となります。
※警視庁 自転車の定義より

これって結構微妙な規定ですよね・・・。
傘スタンドで傘をさしたら2m超えてしまいそうです。

なので、法律上、もっとも間違いなさそうなのは、雨天時には雨がっぱ・レインコートの着用することでしょう。

とはいえ傘スタンド、便利なんですよね~。

皆さん、今回の道路交通法改正を機会ととらえて法律をしっかり守り、そして運転面の安全を確保できる運転時の装備を見直してください。

●道路交通法改正点について詳しくはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?p=228

道交法改正、子供への処罰はあるの!?

自転車危険行為を子供がおかした場合

先月2015年6月より道路交通法改正に伴い、自転車運転時に信号無視など危険行為を繰り返した人に対して安全講習を義務づける制度が始まりました。

当サイトによくご質問をいただくのが
「子供がこの危険行為をおかした場合にも安全講習を受けなければならないのでしょうか?」
という内容です。

結論からも申し上げると「No」です。

この制度は14歳以上が対象となっているため、14歳未満の子供が危険行為をおかしても安全講習を受講する義務はありません。
ではどのような処分がくだるかというと明確にはなっていません。

安全講習以上に気を付けるべき子供の自転車運転

14歳未満の子供が安全講習を受けなくても平気と言っても、安心してはいけません。
むしろそれ(安全講習)以上に気を付けなければならないことがあります。

それが『子供が自転車運転中に事故を起こして加害者になってしまった場合』です。

子供が事故を起こしても子供、いわゆる児童には刑事責任を負う能力がありません。
よって刑罰を受けることはありません。

しかし、民事責任能力は年齢によって「ある」と判断され、損害賠償責任を負う可能性があり得ます。
また同時に親に子供に対する監督義務が問われることがあります。

実際に11歳の少年が自転車事故を引き起こしてしまい、その子の母親に約9,500万円の賠償命令がくだされた事例もあります。

このようにたとえ刑事罰を受けなかったとしても、高額な賠償責任を負うケースが少なくありません。

法を守ればいい、ではなく大切なことは事故を起こさないことです。
皆様、お子様が安全に自転車を運転するために日常的にサポートがなされていますか?
そして、万が一事故を起こしてしまった際の対策がなされていますでしょうか?

今回の交通法改正を機に家族の自転車生活を見直してみましょう。
●自転車事故の最新賠償事例はコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/popular/example.php

道路交通法改正による自転車危険行為について真剣に考えてみた

道路交通法改正により自転車運転も取り締まり対象に

今月より新たな道路交通法が施行されました。
自転車運転者講習制度が実施されるようになり、危険行為14項目に該当する運転行為を2回以上行った場合に3時間の自転車運転者講習を受けなければならないというものです。

どれくらい危険なのかを実際に考えてみた

この危険行為14項目がどれくらい危険なのかをちょうどシーズンオフで故郷に帰ってきていた世界で活躍するオオカワ・ダビットソンさんに考えてもらいました。

俺は持っている

完全にコマーシャルな画像ですが、そこには触れません。

ダビッドソンさん自身、電動自転車を日ごろから愛用しているらしく、今回の危険行為の中から気になる項目をピックアップしてもらい、ただただ真剣に考えてもらいました

(1)危険行為ピックアップその1:信号無視

信号無視

ダビッドソンさん曰く
これ、違反同行よりも生死に関わりますね。赤信号を『あえて』渡るということで男らしさをアピールできるかもしれませんが、命には代えられません。

 

(2)危険行為ピックアップその2:一時停止違反

一時停止1

 

 

 

 

 

 

 

一時停止2

 

 

 

 

 

 

ダビットソンさん、男気を見せて猛スピードで一時停止エリアに直進、そして華麗に左折しているように見えますが、実は一時停止で10秒くらい止まっていて必要以上に首を振っていました
その点について尋ねると「いつでも視野を広く、ピッチを俯瞰しておかなければならない」と意味不明な回答が返ってきました。

 

(3)危険行為ピックアップその3:ブレーキのない自転車運転

ブレーキなし

ご覧の通りブレーキ完全についてます。
ただの下り坂をダビットソンさんがいい齢をしてはしゃいでくだってるだけですね。
ブレーキのない自転車は危険なのか?とダビットソンさんに尋ねてみたところ

安定って言葉はこれまで生きてきた中であまり使ったことがない。僕の辞書にはない言葉ですね。ただブレーキなかったら死んじゃうでしょ
と偉そうな前段の説明の割には普通すぎるコメントがかえってきました。

そりゃ写真見切れてるキッズも呆れた顔になりますよね。

 

(4)危険行為ピックアップその4:歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)

徐行

写真だけ見るとメチャクチャ飛ばしているように見えるダビットソンさん。
実際は歩いている人の方が早いくらいの徐行運転。それくらいのスピードしか出してないのにこの体勢。
この体勢でこれだけのスピードしか出ない。あまり言いたくはありませんが、僕は自転車運転が苦手です。でも逆に考えればこう言えますよね。伸びシロですねー。

 

(5)危険行為ピックアップその5:酒酔い運転

飲酒

もはやコメントはもらいませんでした。
だって飲んでるのメッツのグレープフルーツ味ですもん。

自転車危険行為の危険性について

今回は危険行為14項目の中から5つを実際に調査(?)してみました。
最後にダビットソンさんに振り返ってもらったところ
「結局は個の力が大事。個がどれだけ力を発揮できるか。最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めない。ただ事故してしまってケチャップドバドバあらため血がドバドバになったら笑えないからね。」

前半のくだりとケチャップについては言いたかっただけでしょう。

いずれにせよ危険行為14項目は罰則のために守るという内容ではなく、自転車乗りにとって事故を未然に防ぐために当たり前に守るべきルールと言えます。
皆さん、日頃から安全運転に努めましょう。

●道路交通法改正による自転車運転取り締まりについて詳しくはコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/blogs/?p=318

 

こちらも参考にどうぞ

自転車のひき逃げで免停!?自転車保険比較サイトの提言
危険ドラッグ吸引しての運転で立件!?
自転車運転事故予防のための改正道交法について
傘スタンドは道路交通法上、OKなの!?

 

自転車事故による死傷率はヘルメット着用で激減!?

自転車ヘルメット委員会が発足!?

タレントのリサ・ステッグマイヤーさんや俳優の鶴見辰吾さんなど7名の著名人が発足人となり自転車ヘルメット委員会というものが設立されました。

彼女・彼らは自転車に乗るとき、常にヘルメットを着用しているようで、今回の委員会発足の背景にもヘルメット無関心層に対して少しでも意識を向けてもらえれば・・・という理由があるとのことです。
前回のブログでもお伝えしましたが、行政だけでなく著名人までもがヘルメット着用を促す運動をしており、それだけ自転車運転には普段気づかない危険性があると言えます。

ヘルメットが死から救う!?

こんなデータがあります。
自転車の死亡事故の際、損傷部位で最も多くを占めているのが「頭部」で、その割合はなんと64%
その理由としては、事故のとき転倒したり自動車などと衝突した際に、路面や車体に頭部がぶつかることが挙げられるそうです。

また頭部に損傷を負うと60%超が死亡に至るという事実もあります。
しかし、ヘルメットを着用すれば死亡率は1/4に減ると言われています。
※以上、交通事故総合分析センター「交通事故分析レポートVol.97」(2012年11月)、オージーケーカブト「OGK KABUTO Fact Book」(2014年4月)より参照

このようにたかがヘルメット、されどヘルメット。

自転車保険が守ってくれるのは事故後のこと。
自転車事故から生命を守るためにはこういった予防グッズをしっかりと日頃から身に付けておくことが大切です。
●自転車事故件数など自転車保険が注目されている理由はコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/popular/reason.php

自転車事故の軽減を図りヘルメット購入助成金!?

自転車用ヘルメットの購入を自治体が助成!?

こんなニュースが入ってきました。

大阪府泉大津市は、市内在住の65歳以上を対象に自転車用ヘルメットの購入費用の半額助成(上限3千円)を開始した。
引用元:産経WEST

大阪府内の自治体では初の試みとのことで、仮に高齢者が自転車事故に遭った場合の被害を軽減することが狙いのようです。
この助成金は平成28年3月末までとのことです。

シニア以上にヘルメットが必要な年代は?

個人的にはシニアの方はもちろんのこと、子供達にこそ必要ではないのかな~と思ってます。
で、調べてみました。
「子供 ヘルメット 助成金」で検索して2ページ目までにヒットしたのは・・・
・八王子市(東京)
・大和市(神奈川)
・新座市(埼玉)
・厚木市(神奈川)
・青梅市(東京)
・坂戸市(埼玉)
・平塚市(神奈川)
・豊島区(東京)
・江東区(東京)
・さいたま市(埼玉)
・北区(東京)
・川崎市(神奈川)

と、こんな感じでした。
皆さんもお気づきでしょうが、首都圏内が多いのだな~と。

自転車購入に助成金!?

また検索で気になるワードがあったので調べてみましたが、自転車購入を対象とした助成金には色々あるんですね。
※主にエコや子供のため、、、という理由が対象ですが。
たとえば・・・・
・幼児二人乗り自転車購入助成金、幼児同乗用自転車等購入費補助事業
・三人乗り自転車購入費助成事業

なんと自治体によっては電動アシスト自転車を購入した場合、購入資金の半額(上限5万円)までを支給してくれることもあるそうです!
これはビックリでした(^^;)

話は脱線しましたが、自転車保険と同様に万が一、事故に遭ってしまった場合に被害を最小限にとどめるためのヘルメット。
皆さんが住んでるエリアによっては手厚いフォローが得られます。

是非、一度、調べてみてください♪

●自転車事故件数など自転車保険が注目されている理由はコチラ
http://www.jitensyahoken-ace.com/popular/reason.php

 

こちらも参考にどうぞ

自転車事故による死傷率はヘルメット着用で激減!?

国内初!au損保からヘルメット着用で保険金UP特約が登場です!

自転車が強者の時代到来!?

歩行者と同様に自転車が優しく扱われる時代は終わった?

2013年に兵庫県高砂市にて自動車が交差点で自転車の男性をはねて死亡させたという事故がありました。
この事故では自動車の男性が自動車運転過失致死罪に問われていましたが、その控訴審判決が今月あり、逆転無罪判決がおりました。

これまでは自転車側が道路交通法を守らずともこのような判決になることはなく、車側が安全確認を尽くす注意義務を怠ったと判断されるケースが圧倒的で、このニュースはこれまでの慣例判決を覆す大きなものだと言えそうです。

6月1日の道路交通法改正で更に自転車乗りには厳しい取り締まりが!?

以前、当ブログでも触れましたが1週間後に迫ったので改めて書きます。
2015年6月1日から新たな道路交通法が施行されます。

今回、大きく改正された点は「自転車運転者講習制度」が実施されるというポイントです。
次の14項目の危険行為を2回以上行った場合3時間の自転車運転者講習(受講手数料5,700円)を受けなければならなくなります。
さらにこの受講命令に従わなかった場合には5万円以下の罰金となります。

以下、危険行為14項目です。
1.信号無視
2.通行禁止違反
3.歩行者専用道での徐行違反等
4.通行区分違反
5.路側帯の歩行者妨害
6.遮断機が下りた踏み切りへの進入
7.交差点での優先道路通行車妨害等
8.交差点での右折車妨害等
9.環状交差点での安全進行義務違反等
10.一時停止違反
11.歩道での歩行者妨害
12.ブレーキのない自転車運転
13.酒酔い運転
14.安全運転義務違反

「何を今更?」って感じの極めて当たり前のルールですよね?

ですが、冒頭に書いた通り自転車はこれまで歩行者同様に弱者扱いされていたのです。
しかしこれからは自動車同様に強者として扱われるようになっていく時代が今回の道交法改正により突入したなーというのが筆者の所感です。

よって自動車同様の安全運転が運転者には求められます。
同時に私としては自動車同様の保険の普及も必要になるであろうと考えています。
自転車保険で万が一に備え、そして万が一の事故がそもそも起きないよう日頃からの安全運転に皆様努めましょう。

●自転車保険総合ランキングについてはコチラをご覧ください。
http://www.jitensyahoken-ace.com/#rank-wrap