自転車保険加入者インタビュー企画：使ってる人に、聞いてみよう！｜事故から子供を守る損害・傷害保険

ロードバイクで長い下り坂の後の交差点。全然止まれへんかった

―　村尾さんはご自身の自転車事故がきっかけで保険に入られたとのことですが、どんな状況で事故を起こしたんですか？

会社からの帰り道、自転車で交差点に差し掛かった時でしたね。すっかり暗くなって見通しも悪かったし、仕事終わりで疲れもあったんやと思います。長い下り坂を過ぎた後で交差点に差し掛かった時、目の前の信号がちょうど黄色から赤に変わる瞬間やった。自分の側の信号がたとえ赤になっても、横切る側の信号が青になるまでの間に少しタイムラグがあるじゃないですか。

―　まだ大丈夫、と思って通過しようと思ったんですね。

そしたら、左側で信号待ちしていた自転車が、フライング気味で飛び出してきた。慌てて必死にブレーキをつかんだけど、ロードバイクで長い下り坂の後やったから、全然止まれへんかった。それで、相手方の自転車の前輪に突っ込んでしまった。互いに怪我はなかったけど、相手方の自転車の前輪はぐにゃぐにゃになって・・。後日、一緒に自転車屋さんへ修理をお願いしに行きました。修理代は13,000円くらいで済みましたが。

―　先方に怪我がなく、修理代だけで済んだのは不幸中の幸いでしたね。

ホンマそう思いました。事故を起こしてからは「信号をちゃんと守る」とか「イヤホンはしない」とか改めて基本的なルールは心がけるようになったのですが、それだけやと不十分やなと思って。

だって今回はたまたま13,000円で済んだけど、怪我させて治療費出すことになったり、慰謝料を請求されたり、めちゃくちゃ高い自転車を壊して弁償させられたりってことがあり得るじゃないですか。それで、インターネットで自転車保険を検索したらこのサイト（チャーリーの自転車保険）が出てきたので、それを読みながら探しましたね。

自分の怪我なら費用は知れてる。怖いのは相手方の怪我やと気づいた

―　自転車保険の存在は以前から知っていたのですか？

自転車乗りの知人から「毎日乗るなら（自転車保険に）加入しておいた方がいい」とは言われていました。ただ正直「自動車と違って自転車やで、そうそう事故るもんでもないやろ」と思っていました。それが今回事故を起こしてしまって。たまたま、互いに怪我は無かったけど、もし50センチずれて人の体に突っ込んでたら、もしくは自分が当たられてたらと思うと今でもゾッとします。

―　保険はどんな視点で探されたんですか？

最初は、自分が怪我をして病院に通うようになったときの補償が手厚い保険を中心に調べてましたね。だから、たしか最初は「au」とか「三井住友海上」が良いのかなと思ってました。

ただ、自分が怪我をしたときにどれくらいお金がかかるんやろうと思って看護師をしてる嫁に聞いてみたら「自転車の事故で通院しても2～3回くらいだと思う」って言われて。それと、入院とか通院の補償なら、「他に入ってる傷害保険で対応出来るやんか」って気付いた。だから、自分が怪我をしたときの補償ではなく、相手方に怪我をさせてしまった場合の補償（個人賠償）を重視して調べ直しましたね。入院・通院保険が手厚いものは、保険料も高いみたいですし。

--「自転車保険を検討するなら個人賠償が重要」とこのサイトでも繰り返し訴えていますが、その考え方で間違っていないのか少し不安もありました。村尾さんも同じように考えていてくださってホッとしています。（笑）

僕も調べるうちに大川さんと同じ考えに至りましたね。で、個人賠償のことを調べてみると、事故で相手方に後遺症が残って1億円近い賠償請求が出されていたケースを見つけてしまった。そんなに高額の判例は多くないかもしれないけど、ちょうど事故を起こした直後やったし、他人事とは思えへんかった。それで、個人賠償が1億円で設定されてる、DeNA自転車保険の基本コースに入りました。セブンイレブンやau、docomoも良いと思ったんですが、DeNAが保険料とサービスのバランスが一番良さそうやったから。

―　保険料については負担になると感じませんでしたか？

ちょうど事故に遭った直後のことだったので、保険料についてはそれほど気にならなかったですね。ほぼ毎日自転車には乗ってるし、年間1～2万円でも、ちゃんと補償されてるなら入りたいと思ってましたよ。最終的には手頃な保険に落ち着きましたが。

―　村尾さんが加入された自転車保険は、家族までカバーされていますね。

え、僕だけじゃないんですか？奥さんも自転車には乗るのに、全然知らんかった。補償される内容がじゅうぶん理解出来ていなかったり、入りっぱなしで忘れるリスクもあるのでもう一度補償内容は見ておかないといけないですね。