保険各社が続々と自転車保険をリリースか?
2月に共栄火災から自動車保険の特約として自転車保険が新設されたと当ブログで書きましたが、今月1日より日新火災海上保険が自転車保険を新たに提供を開始するという情報がリリースされました。
日新火災海上保険株式会社(社長:村島 雅人)は、「ジョイエ傷害保険(積立普通傷害保険・積立家族傷害保険)自転車向けプラン」の販売を、2015年5月1日より開始します。
昨今、自転車事故の加害者へ数千万円の賠償を求める判決が下されるなど、自転車事故でも被害の大きさにより、高額な賠償金を支払わなければならない場合があります。また、自治体の中には自転車利用者に損害賠償保険への加入を推奨する動きもあり、2015年4月1日には、兵庫県において加入を義務づける全国初の条例が施行(保険加入の義務化は10月1日から)されるなど、社会的な関心が高まっています。このような状況を踏まえ、日新火災は自転車をご利用のお客さまのニーズにお応えする新しいプランをご提供します。
引用元:日新火災海上保険 ホームページより
引用記事の中にも、そして当ブログでも何度も触れてきたとおり兵庫県で加入を義務化するなど自転車保険への関心が高まってきたことから今回の「ジョイエ傷害保険 自転車向けプラン」新設に至った模様です。
賠償責任2億円保険が当たり前に!?
「ジョイエ傷害保険 自転車プラン」の保障内容はというと・・・・
保険料:3,200円(月額)
死亡保険金:988万円
入院日額:8,000円
賠償責任:最大2億円
その他:満期返戻金あり、示談交渉サービス
※JX2適用の場合
※死亡保険金、入院日額は交通事故の場合
保険内容に限っていえば、他の自転車保険と比較しても最高クラスの手厚さと言えます。
賠償責任最大2億円はエアーリンク、ドコモサイクル保険に続き当サイト調査の限り3件目です。
ただ、サービスが手厚い分、保険料がかなり割高です。
とはいっても、これも同社が初めてではないでしょうか。満期返戻金を受け取れる自転車保険のため、仮に満期返戻金で5万円がもらえることを加味すると実質の1ヶ月あたりの保険料は月々1,811円まで下がります。
これでもまぁ、高い部類には入るのですが・・・・。
いずれにせよ保障内容、サービス面に限っていえば他社と比較しても引けを取らないどころか、追随を許さないレベルの商品です。
高額な賠償請求が増えてきている近年、賠償責任の厚い自転車保険で比較して検討することは重要なポイントです。
保険各社もそのあたりを充実させるべく商品ラインナップを拡充していくことでしょう。
●賠償上限ランキングについてはコチラをご覧ください。
http://www.jitensyahoken-ace.com/rank/rank-baisho.php