世代別自転車事故の注意点

社会人や主婦の自転車事故加害者になりうる社会人や主婦

およそ9割がヒヤリとした!しかし低加入率の主婦層

主婦、社会人にとって自転車は交通手段としては大変便利な乗り物です。しかし自転車による事故は全国的にも増加傾向にあり、大変深刻な問題となりつつあります。自転車に乗っている本人が怪我をするケースもありますが、過去の事例で言えば、賠償責任として賠償金6000万円という高額な判決が出たこともあります。自分が被害者になった時、加害者になった時のことを考えたほうが良いでしょう。

実際の主婦層28歳から49歳までを対象にアンケートをとったところ、およそ9割もの人が自転車に乗っていてヒヤリとした経験がある、と答えたそうです。それでいて、自転車保険の存在を知らないと答えた人は40パーセント近く、知っている人は60パーセント、しかし実際に加入しているのは25パーセントと低い数字となっています。

自転車保険を知っている人で4人に1人、全体では7人に1人が加入という低加入率が判明しました。未加入の理由として最も多かったのが出費を抑えたいで、ついで任意だから、というデータがあります。主婦層には自転車保険の認知度は低いものの、多くの主婦は自転車保険の法令化には賛成しており、今の自転車の乗り方はまずいのでは?と心の中で思っている人が多いという結果になっています。

首都圏に多い自転車通勤

社会人男性

社会人の自転車利用については、ダントツで首都圏が多いです。満員の電車に揺られて通勤するよりも、スピーディに快適に通勤出来る自転車通勤が流行っているというのもあります。特に都心部ではその傾向が多くあり、およそ40パーセントもの社会人が自転車で通勤しているというデータがあります。

また、社会人では趣味でマウンテンバイクを乗りこなす人も大勢います。趣味が自転車、という人は今では珍しくありません。休日に河川敷を走るのが日課になっているという人も大勢いるのです。

趣味で自転車を乗っている人は、自転車保険に加入しているという人が割合多く、その認識も高いです。マウンテンバイクなど、本格的な自転車を使っている人ならなおさら保険に加入している人は多いようです。しかし、通勤のみで使っているサラリーマンなどは、自転車保険の認識は甘いようです。電車でぎゅうぎゅう詰め込まれることはなくても、公道で自転車同士がぶつかる可能性はあります。

通勤だけでしか使っていないから、30分しかこがないから、と言わずに、万が一のことを考えて、自転車保険に加入しておいたほうが賢明です。

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