ぶっちゃけ、何を基準に自転車保険を選ぶべきか?〜自転車保険を選ぶ為の3つのポイント〜
(1)個人賠償責任の手厚さを重視しよう
自転車保険に加入する最大のメリットは、加害者になった場合に課せられる可能性のある高額の賠償に備えられるという点です。従って、事故が起こった際の賠償請求に応えられる保険かどうかが自転車保険選びにおいて最も重要です。
Q.どのくらいの賠償上限が設定されている保険を選べば良いのでしょうか?
過去の賠償判例から見ると、高くても1億円前後の賠償請求額となっています。従って、1~2億円の個人賠償責任がついている保険を選んでおけば安心でしょう。これまでの自転車保険は数千万円程度を個人賠償の上限として設定しているものが主流でしたが、高額賠償の判例を受けて、2015年以降は1~2億円の上限を設定している保険が相次いで発売されています。
(2)自転車特有のサービスも大切
自転車保険を選ぶポイントの2つ目は「サービス面」です。現在提供されている自転車保険のサービスでは次のようなものがあります。
示談代行/弁護士費用一部負担/盗難補償/ロードサービス/修理金一部負担 など
この中で最も重要なのが「示談代行」「弁護士費用負担」のサービスで、これは事故を起こしてしまった際に必要です。これらのサービスがないと、事故発生時にご自身で被害者との交渉にあたることになります。
もちろんご自身で交渉することは可能ですが、法律の知識が必要な上に、感情面の問題で当事者同士ではうまく交渉が進まないケースもあります。そのため、身近に依頼できる弁護士がいない場合は交渉のプロに頼めるよう、示談代行が付与されている保険を選んでおくことをおすすめします。
示談交渉の他には、盗難補償やロードサービスなどの自転車特有のサービスが一部の自転車保険に用意されています。こちらは皆様ご自身の自転車ライフに合わせて検討してみてください。
(3)保証の範囲は本人だけか、親族までか
「家族タイプ」や「本人型」といった具合に適用範囲を商品名で記載している自転車保険は保証範囲がわかりやすいですが、そうでない場合は適用範囲を保険会社に尋ねてみたり、重要事項説明書を読まなければ分からない場合がありますのでご注意ください。
自転車保険の中には、ご自身だけでなく、配偶者やお子様まで含めてカバーしてくれる保険があります。あなたに家族がいる場合、検討している自転車保険でカバー出来るのがご自身だけなのか、家族まで適用されるのかと言う点に注目してください。ただし、「家族」とは、同居の家族だけでなく別居で未婚の子供なども含む場合がありますので確認が必要です。
他人にケガをさせた場合に補償してくれるのが自転車保険の個人賠償じゃが、実は火災保険や自動車保険の特約ですでにカバー出来ておる場合もある。
なので、加入済の保険の上限金額や対象を調べてみると良いじゃろう。1億円以上、もしくは無制限の特約がついておるなら、わざわざ自転車保険に加入する必要は無いと言えるじゃろう。
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