こんにちは! えなりかずみです!
自転車保険がますます広まっている昨今、保険を提供する企業もしのぎを削るように新しい保険商品を開発しています。
多くのユーザーを抱えている携帯キャリア各社も例外ではないようで、次なる一手をしかけ続けていかなければならないということでしょう。このたび、NTTdocomo(ドコモ)は提供する「ドコモサイクル保険」の損害賠償責任補償額を2億円から5億円に大幅アップすることを発表しました!
>> 補償内容・プラン・保険料 | サービス・機能 | NTTドコモ
三井住友海上の自転車保険「ネットde保険@さいくる」やDeNA自転車保険の3億円補償の登場にも驚いたものでしたが、ドコモはそれを一気に抜き去り、補償額では業界1位の座に躍り出ることになりました!
ただし、注意が必要なのは、ドコモサイクル保険に加入できるのは携帯のドコモユーザーに限られる、という点です。厳しいキャリア間競争のなかで、これも囲い込みのための自社ユーザーへのサービスの一環、ということでしょう。
また、残念ながらすでにドコモサイクル保険に加入している被保険者には補償の増額は適用されないようです。10月からのプランは従来より月額10円アップしているので、厳密には同じプランではないため仕方ないとはいえ……月10円なら、と思ってしまいますね。
以前にも一度、各携帯キャリアの自転車保険を当ブログで比較したことがありました。
>> NTTdocomo(ドコモ)、au、ソフトバンクの自転車保険を比較してみた
それから1年経った現在、各社の類似プランを比較すると、次のようになりました。
NTTDcomo(ドコモ) | au | ソフトバンク(Softbank) | |
---|---|---|---|
自転車保険名 | ドコモサイクル保険 | 自転車保険Bycle | 自転車あんしん保険 |
コース | 個人プラン | シルバー×本人タイプ | しっかり×本人型 |
死亡保障 | 500万円 | 400万円 | 800万円 |
入院日額 | 3,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
賠償責任補償 | 最大5億円 | 最大1億円 | 最大3億円 |
サービス面 | ・示談交渉 ・家族カバー | ・示談交渉 ・家族カバー | なし |
保険料(年間) | 5,400円 | 6,620円(一括払い) | 6,960円 |
備考 | ドコモの携帯端末を契約していることが加入条件 | au携帯でなくても加入可能 | ソフトバンクの携帯端末を契約していることが加入条件 |
補償額上限を始めとして、少しづつではありますが、プランが充実しはじめていますね。この表では表しきれませんでしたが、3キャリアが提供するプランバリエーションが増えたことのほうが、むしろ大きな変化といえるかもしれません。
個人的な意見ですが、これまで実際に起こった自転車事故での賠償事例でいうと、最高額は平成25年の9,521万円ですから、2億円以上の賠償責任保険の必要性は、そこまで高くないのではと思います。
ただ、それを超える額の事故が起こらないとは誰にも言い切れません。起こる確率が低いだけに、補償額を増額しても保険料の上昇はわずかな額ではあります。安心を買うという意味では、一時的に少し多めの出費をみておくだけでよいのであれば、それも選択肢のひとつに入ってくると思います。
なにより、選択肢が多くなるということは、私たち消費者にとってはよいことですよね!
もちろんあまりに選択肢が多すぎると選べない……ということもあるのですが、そこは当サイトが、がんばって皆さんにピッタリの保険が探せるお手伝いを致します!
これからもオトクな自転車保険情報を提供していきますので、皆さんぜひチェックしてくださいね!
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保険のことなんて考えたこともなかった。事故に遭う日まではね。